「次一本伸びるな!」を確信するためのダウ理論を使った環境分析とは?

FXで安定的に稼ぐ。

勝率8~9割を目指すために必要なのは、マルチタイムフレーム分析です。
(マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を相関的に判断してトレードする方法のこと)

正確なマルチタイムフレーム分析をするためには、ダウ理論の6つの法則を使った環境分析が必須になります。

ここでは、ダウ理論を環境分析に使える『現場的な解釈』で紹介します。

しっかり叩き込んで実践で使えるようにしましょう。

1.全てすべての事象を織り込む

テクニカルの動きはファンダメンタルの要素を加味しているので、大きな指標以外は気にしなくてよい。

大きな指標があってもテクニカル通りに動くが、突発的なヒゲで刈られたりするから指標の前後は手出ししない。

2.トレンドには3種類ある

1本伸びる事が分かったローソク足は、1つ下の時間足のトレンドがあり、そのさらに中に2つ下の時間足のトレンドで構成されている。

3.トレンドは3段階からなる

第1段階:大物投資家が買い始める先行期
(レンジの下限・中段からでる初動の波。難易度高い)

第2段階:一般投資家が買い始める追随期
(押し安値・戻し高値でレジサポした後に出る本流の波。一番大きく伸びる)

第3段階:初心者投資家が買い始めて、大物投資家が売り始める離脱期
(トレンド発生後ゴール付近で出る最後の波。損切られるリスク高い)

先行期が終わって、1個下の時間足がレジサポ転換し、2個下が合流したら、追随期のキレイに伸びる波がでるから、初心者はこの追随期を狙うのがオススメ

4.トレンドは相互に確認される

1本伸びるローソク足が決まった後、下位足が合流してからトレンドは伸び始める。

逆を言えば、上位足で1本伸びるローソク足が決まってない環境でいくら下位足がトレンドになってもテクニカル通りには伸びないリスクがあるからエントリーをしてはいけない。

5.トレンドは出来高でも確認される

トレンドが出ていても、ローソク足が小さくなってきたら、それはトレンド転換の可能性があるサイン。

離脱期に突入して、下位足がチャネルになってないか確認しよう。

6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

トレンドラインを割って、レンジに入ったとしても押し安値(戻し高値)でレジサポ転換するまでトレンドは続く。

安易に「止まった!」とは考えない。

転換シグナルが出るまで、価格は水平線と水平線の間を推移する。

これらを踏まえた上で、実際どのように環境分析をしていくのか?
分析力を上げるためのトレーニング方法についても解説します。