FXのマルチタイムフレーム分析はダウの6つの法則を元に環境分析を行います。
環境分析の大きなチェックポイントは2つ
①玉の場所
②玉の溜め方
それぞれ詳しく見て行きましょう。
玉の場所
チャートが同じような形になっていても、上位足のどの場所にいるかで状況は180度変わってきます。
・ダウが発生していて方向性が決まっているのか?
・方向が決まっていないなら、分かれ道の場面か?
+
波のクセ
例)同じレンジ下限に到達している波があったとしても、
上位足でダウが出ているなら下方向継続になるけど、
ダウがないなら、1発目がチャレンジ波になって戻される可能性が高い
玉の場所による波の性質について
ダウが出ているかどうかで、
「勢いよく出る波なのか?」
「時間をかけて転換してくるのか?」
にも違いが出ます。
同じレンジ下限での折り返しの波でも、ダウがあるか・ないかで波の出方が変わります。
つまり、ダウがない波は戻りが早いと言えます。
上行かなかったら下、下行かなかったら上とは?
単純に上を否定しただけで下に行くと思ってはいけない。
みんなが思ってた方向と逆に行くときに使える技なので、意味のある水平線でレジサポorダウが絶対に必要
シナリオを立ててFXの分析力を上げるトレーニング方法
それぞれの場面で
①「こうなったら上、こうなったら下、この区間は手を出さない。」を決めて、上下両方のシナリオを立てる
(上下両方のシナリオを立てることで思い込みのバイアスを防ぐことができ保険にもなる)
②それを月に1回・月足の考察、週に1回・週足の考察して日足を分析
③結果どうなったか?自分の立てたシナリオと実際の相場を答え合わせする
※厳密にルールを縛るのもよくないが、漠然としたルールもNG
「ここはレンジの折り返しだからキレイな第六でないで行っちゃう可能性があるな」
「第六出ないってことは、ダウの流れで行っちゃう場合があるな」
「ダウが出てるから抜けてく前提になるな」
「上位足のダウ押し目だからキレイな波はでないな」
チャレンジ波だったら何を気を付ける?何を前提にトレードする?
玉の溜め方
上位足の環境が決まったら、あとは「どいう玉の溜め方」をしているか?
で、どんな出方をするか?だけ。
・ヨコヨコ溜めて一気に落ちるのか?
・第六していくのか?